FF14漫画 ~それでもワサビはシャーロッテが~
ワサビ
「やー、今日も立派だね木人level1!」
シャーロッテ
「なにやってるのよ…」
ワサビ
「やあシャーロッテ、挨拶だよ!いつもお世話になってる木人に対してのね!」
シャーロッテ
「変な子とは思ってたけど、木人をハグするような本気の変人だったなんて…」
ワサビ
「そういうシャーロッテも結構おこりんぼで変…」
シャーロッテ
「なんですって!!!!ちょっとこっちきなさい!!!!」
ワサビ
「ぎゃーーーーーー!!!」
シャーロッテ
「見ていて腹が立ってきたから性根を叩き直してやるわ!」
ワサビ
「髪ひっぱんないでええええええ!!!!!」
シャーロッテ
「いいこと!?木人に対してはこうあればいいのよ!!!」
シャーロッテ
「まずこう!!!!」
ワサビ
「ガハぁっ!!!」
シャーロッテ
「そこからこう!!!」
ワサビ
「ぐっふ…うおおおええええ!!!!」
シャーロッテ
「ちょっと!!!汗 そのくらいで吐かないでよ服がよごれるわ!!!」
~洗い休憩~
シャーロッテ
「ありがとうモーグリ。おかげで私たちの服洗濯して乾燥機までかけられたわ」
モーグリ
「おやすいごようくぽ~。ぼくたちは妖精だからいろんなものもってるくぽぽ~」
ワサビ
(早く服かえしてくれないかな…)
シャーロッテ
「いくわよ。次はこう!!!」
ワサビ
「いったあああああああああああああ!!!!」
ワサビ
「ちょっとシャーロッテ、いくらなんでも私のことをぼこりすぎ!!!喰らえ仕返しだ!」
シャーロッテ
「そんなものこうよ!!!」
するっと避けるシャーロッテ。
嫌な予感しかしないワサビ。
シャーロッテ
「喰らいなさい、木人洗浄高速磨き汚れさび落としアタアアアアアック!!!!」
ワサビ
「ちょっとやめ…それやばいや…つ……グアアアアア!!!」
間。
もうこれほどにないほどに叩きのめされたワサビ。
常人ではトラウマ化してもう近づきたくなくなるだろう。
しかし驚くべきことに
そんな仕打ちを受けた翌日
ワサビはシャーロッテに会いに行く。
そんなにもシャーロッテのことが…
そんな感動の一枚になるかと思いきや…
シャーロッテ
「ちょっとクロ手帳変えてくれないかしらクロちゃん…」
ワサビ
「やあ、シャーロッテ。今日もいい天気だね。どこか遊び行かない?」
シャーロッテ
「はい?」
ワサビ
「ところで全身打撲みたいなんだけど、何があったんだかわからないんだ。何かしらないか?」
ワサビは完膚なきまでに叩きのめされ、その衝撃でほとんど記憶を失っていた。
物語はいつだって綺麗に終わるとは限らない…
そうこの二人の関係のようにでこぼこかもしれない…
それでも僕らは生きていく。
ワサビ
「え?なに、ちょっとまってどこいくの…」
シャーロッテ
「思い出させてあげないとならないと思ってね…」
シャーロッテ
「ドッセーーーーーーーイ!」
ワサビ
「なにする…ギャフーーーーーーン!」
終わり。